さとる600。の「さとログ」

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◇最近読んだ本◇ お笑い芸人 オードリー 若林正恭著 「ナナメの夕暮れ」

 こんにちは、さとる600。です。お笑い芸人オードリーの若林正恭さんの「ナナメの夕暮れ」という本を最近読んだので、内容や参考にしたい部分について書いていきたいと思います。まず、なぜこの本を買ったかというと、お笑い芸人としてしゃべりの技術や発想などリスペクトはしているのですが、少し闇な部分が垣間見えるこの人がどんなことを考えて生きているのか知りたいと思ったので購入しました。

お笑い芸人 オードリー 若林正恭「ナナメの夕暮れ」

 本の内容はダ・ヴィンチという雑誌に連載されていた記事をまとめたエッセイになっています。記事では若林さんの趣味、考え方、どのように生きてきたか、年を取って変わったことなど多様なことが書かれていました。この本の中で自分がおもしろいなと思ったところは、昔バイトで一緒だった男の子があの時なぜあんな発言をしたのか、家族でお好み焼きを食べに行った時に親父が店主になぜあんな注文をしたのか、などをたまに思い出し、無意味な時間を設けることでその時間は情報が侵入しないと書いている部分でした。この文を読んで笑ってしまったのと、でも他に情報が侵入してこないというのはネガティブな情報の侵入も防げるので自分もたまにそういう無意味なことを思い出してみようかなと思いました。無意味だけど実は無意味ではないということなのでしょう。

 また、一番心に刺さったところは、他人にどう思われているか気になる自意識過剰な部分は自分が他人がやっていることを心の中で馬鹿にしてきたからだと書いていた部分でした。そんな若林さんは自分を肯定するために肯定ノートというものをつくり、自分が好きなことをとにかく書いていくという作業をしたとの事です。その作業を続けていくことで自分が今まで気づかなかった自分の好きなことをどんどん発見していって生きている世界が好きになれたのと、他人を馬鹿にするという気持ちがなくなっていったようです。

 自分も他人の目を気にしてしまうというところが少しあるのですが、他人を馬鹿にしているからという部分もひょっとしたらあったのかもしれません。この考え方は今までできなかったのでとても参考になりました。物事の考え方はいろんな角度からみていくことが必要だなと感じました。これからも本を読み続けて考え方というものを学んでいきたいと思います。では今日はこれぐらいで。